マンデー・ナイトに開催されたプレミアリーグでは、レスターに敗戦を喫したリバプール。
私としては、チーム全体のダイナリズムが不足していたと考えていますが、とりわけディフェンスラインに不安要素を抱えている部分が目立ってしまったようにも思います。
さて、このレスター戦を終え、コップの間では、ディフェンダー、特にセンターバックの補強を熱望する声が高まりを見せているようです。
エコーなどが報じるところによれば、レスター戦後、多くのコップからディフェンス(特にセンターバック)獲得のため、この夏には資金を投入すべき!という声が強くなっているとのこと。
その筆頭候補として、セインツ所属のファン・ダイク待望論が高まりを見せていると、同誌は報じています。
当然のことながら、サウサンプトンサイドとしては、ファン・ダイク放出に否定的な見解を示していますが、移籍の話ばかりは、どう転ぶか分かりませんからね。
プレミアリーグが、他国のリーグと顕著に異なる部分があるとすれば、順位で下位に位置するチームであっても、上位食いが頻繁に起こるということ。
安定した強さを発揮するには、センターバックの安定性、強靭さが必要不可欠かと思うところです。
ファン・ダイクに関しては、過日のこと、スティーブン・ジェラードが、「リバプールに最も必要なプレイヤー」と発言したことも、多少ファン心理に影響を与えているかもしれません。
いまや、プレミアリーグを代表するほどのセンターバックに成長したファン・ダイク。
その獲得交渉は困難を極めることでしょう。
ただ、リバプールとサウサンプトンの間には、ビジネス面での実績と信頼関係が構築されてきました。
今後、どんな展開を見せるのか?が、注目ですね。
さらに、ディフェンシブな役割を担うポジションとしては、左サイドバックあるいはアンカーも含めて、今夏における補強検討事項になる可能性もあると、私としては考えております。
どうなるか?
それは、率直に言って、分かりません。
ただ、エコーが地元ファンの空気を集約するにつけ、多くのコップ達が、レスター戦での試合ぶりを見て、ファン・ダイクを獲得すべき!という声が、より高まりを見せていることは事実のようです。